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反社会的勢力への対応【4-1】コンプライアンス営業

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おはようございます!リユース検定応援ボットのmanabotです。今日もよろしくお願いいたします。

今回はリユースハンドブック【4-1】反社会的勢力への対応を解説していきます。 試験に出るポイントはこちら。

試験に出るポイント
  • 反社会的勢力への対応

リユース検定は難易度が高くない試験なので、1ヶ月ほど朝・夕に勉強時間が取れれば、働きながらでも合格が可能です。

試験範囲はリユースハンドブック(約90P)の内容がすべてなので、この解説ページをリユースハンドブックと照らし合わせながら読んでみてください。

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これでまた1歩、リユース検定の合格に近づきます!

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それでは始めていきましょ〜

暴力団対策法

暴力団のような反社会的勢力の対応は、リユースショップのスタッフとしては非常に怖いです。

そのための「暴力団対策法」という法律ですので、しっかり勉強しておきましょう。

暴力団など反社会的勢力の行為は暴力団対策法で規制されていますが、もし反社会的勢力からなんらかの要求をされた場合、どのように対処すべきでしょうか。

暴力団対策法の正式名称は、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律です。暴力団員の行う暴力的要求行為について必要な規制を行い、市民への危険防止に必要な措置を講ずることを としています。

ここでいう暴力 団とは、「その団体の構成員(その団体の構成団体の構成員を含む)が集団的に又は常習的に暴力的不法行為等を行うことを助長するおそれがある団体」のことです。

公安委員会は、指定暴力団などが暴力団対策法に違反した場合、中止命令や再発防止命令の発令によりその行為を中止させます。

参考:リユースハンドブック第4章

暴力団対策法で禁止されている行為のうち、店舗営業において起こりえるものは次のようなものです。

お店で想定されること
  • 業務上のミスなど弱みにつけ込んで、口止め料を要求する。
  • 寄付金・賛助金など、みだりに金品等の贈与を要求する。
  • 下請参入、資材の納品などの受入れを要求する。
  • 縄張り内での営業を容認する見返りとしてあいさつ料や用心棒代などを要求する。
  • 縄張り内の営業者に対し、業務に必要な物品などの購入を要求する。
  • 購入した商品の代金等の債務の不払いや免除、又は支払いの猶予を不当に要求する。
  • 購入した商品や受けたサービスの欠陥等をネタに損害賠償等の名目で金品を要求する。
店舗へ暴力団員らしき人が現れ、前記にあるような要求をしても応じてはいけません。

manabot

指定暴力団員以外の人が、暴力団の威力を示して暴力団対策法に示されている前記の不当な要求を行うこと、指定暴力団員に前記の行為を行うよう要求することも禁止です
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暴力団などの反社会的勢力を利用することは、社会的に許されません。 例えば、店舗へ暴力団らしき人を連れて来て、その力を誇示しながら「購入商品が壊れていた、損害賠償をしろ」と言われても、応じてはいけません。

暴力団など反社会的勢力への対応の基本

暴力団員などのいわゆる「輩(やから)」と呼ばれるような方の対応は怖いですが、一人で対応せずにお店全体で対応することがポイントです。

暴力団などから不当要求を受けた場合、担当者が個人的に対応したり、担当者のみに責任を押付けたりすることは、最も避けなければなりません。

不当要求に対しては、対応の方針をあらかじめ検討しておき、組織として一丸となって対応することが何よりも大切です。

参考:リユースハンドブック第4章

①平素の準備:事前に準備しておくこと

  • 経営者が「暴力団等反社会的勢力とは取引しない」「不当な要求には絶対応じない」という毅然とした対応方針と姿勢を示す
  • 対応責任者、補助者などを決め、対応マニュアル、通報手順などの対応体制を整備する。特に、不当な要求に対しての組織としての回答を、準備しておく
  • 「取引開始後反社会勢力と判明した場合は解約する」などの内容を契約書などに記載しておく
  • 平素から警察や暴力追放運動推進センター、弁護士などと連携する

お店では「警察官立ち寄り所」というステッカーを入口で貼っているのを見かけますね。

②対応の基本的心構え

  • 恐れず毅然とした態度で接する
  • 必ず、法律や社会のルールに則った解決を図る
  • 挑発にのらず、冷静に根気強く対応する

③具体的な応対要領

  • 自社の事務所や店舗など有利な場所で応対する
  • 相手よりも多い人数で応対する
  • 相手の住所、氏名、所属団体名、電話番号、用件の確認、代理人の場合は委任状を確認する
  • 湯茶の接待はせず、対応時間はできる限り短くする
  • 慎重に言葉を選ぶ。 「申し訳ありません」「検討しましょう」「考えてみます」などはNG相手は言質を取ろう、言葉尻を捕まえようとするので、必要以上に話さない
  • 詫び状など書類の作成、署名、押印は拒否する
  • いきなり経営者が応対しない
  • 即答、約束はしない
  • 応対内容を記録する
  • 機を逃さず警察へ通報する。

まとめ:リユース検定の試験に出るポイントはここ!

リユースハンドブック【4-1】反社会的勢力への対応から、試験に出るポイントをまとめます。頭の中の引き出しに整理整頓するイメージで覚えるのがコツですw

試験に出るポイントまとめ
  • 反社会的勢力への準備・心構え・対応方法

リユースハンドブックの第4章は、他の章と比べると比較的かんたんな内容なので、落とさずに、確実にポイントゲットしたい科目です。

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