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買取時の非対面取引における身分(本人)確認方法【3−6】リユースショップ営業の実務

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おはようございます!リユース検定応援ボットのmanabotです。今日もよろしくお願いいたします。 今回はリユースハンドブック【3-6】非対面取引における確認方法を解説していきます。 試験に出るポイントはこちら。

試験に出るポイント
  • 非対面取引における身分(本人)確認方法とは何があるのか?

リユース検定は難易度が高くない試験なので、1ヶ月ほど朝・夕に勉強時間が取れれば、働きながらでも合格が可能です。 試験範囲はリユースハンドブック(約90P)の内容がすべてなので、この解説ページをリユースハンドブックと照らし合わせながら読んでみてください。

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これでまた1歩、リユース検定の合格に近づきます!

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それでは始めていきましょ〜

更新履歴
  • 改訂6→7版|国民健康保険被保険者証、健康保険証、国民年金手帳、パスポート等の文言を削除、マイナンバーカード(個人番号カード)に修正

目次 非表示

非対面取引における確認方法とは?

インターネット取引なので「非対面取引」ということです。リユースショップでおこなう「対面取引」と比較しながら覚えましょう。

インターネット・FAX・電話・メールによる受付などの取引相手と対面しない非対面取引の場合、相手が申し立てた住所・氏名等が真正なものであるか「なりすまし」ではないか?を確認する必要があります。 参考:リユースハンドブック第3章

非対面取引でもポイントは「本人確認」です。「なりすまし」などの不正を防止するために、非対面取引ならではの工夫がされています。

非対面取引における確認の方法の注意点
  • 免許証等のコピーを送ってもらうだけでは違反です。
  • 1万円未満であっても、18歳未満からの買取りでないことを確認する必要があります。
  • 法人相手の取引であっても、法人の取引担当者の住所、氏名、年齢、職業を確認しなければなりません。
具体的な身元確認方法の説明です。リユースハンドブックはイラストで説明しているので、合わせてご覧ください。

売主(売主)の身元確認方法

リユースハンドブックのイラスト説明だと、時系列がイマイチわからず「?」になってしまう部分がありました。当ページでは売主と古物商(リユースショップ)の行動を時系列で明確にしてみました。 またリユースハンドブックの文言を少しだけ修正して表記しています。 リユースハンドブックのイラストで「古物商」がピンとこなかったので「リユースショップ」に変更。「相手方(売主)」はそのまま「売主」でいのではと。

文言・用語の変更点
  1. 相手方 売主に変更
  2. 古物商 リユースショップに変更

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このページの内容はすべてリユースハンドブック(改訂第4版)非対面取引における確認の方法13項目(P40〜47)を参照ください。
買取時の非対面取引における売主の身元(本人)確認方法として15種類あります。 似たような方法もありますので、項目はそこまで多くありません。内容をよく読み整理整頓しておきましょう。

①【売主】電子署名付電子メールの送信

リユースハンドブック イラスト①参照
売主から、リユースショップへ電子署名付電子メールを送信してもらう
STEP.1
売主の対応
  • 電子署名付電子メールの送信
  • あわせて古物も送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む
備考

※電子署名は、電子署名および認証業務に関する法律の認定認証事業者などにより証明されたものに限る。

②【売主】地方公共団体情報システム機構が発行した電子証明書と電磁的記録の提供

ハンドブックP41 イラスト②参照
売主からリユースショップへ、地方公共団体情報システム機構が発行した電子証明書と電子署名を行った住所、氏名、職業、年齢についての電磁的記録を提供してもらい本人確認するパターン
STEP.1
売主の対応
  • 電子証明書(※)の提供
  • 電子署名のある住所・氏名・職業・年齢の電磁的記録の提供
  • あわせて古物も送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む
備考

※地方公共団体情報システム機構が発行 ※電子証明書は総務大臣が認定した署名検証者に限る

③【売主】特定認証業務を行う署名検証者が発行した電子証明書と電磁的記録の提供

ハンドブックP41 イラスト③参照
売主から特定認証業務を行う署名検証者が発行した電子証明書と、電子署名を行った住所・氏名・職業・年齢についての電磁的記録を提供してもらい、本人確認をするパターン
STEP.1
売主の対応
  • 電子証明書(※)の提供
  • 電子署名のある住所・氏名・職業・年齢の電磁的記録の提供
  • あわせて古物も送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む
備考

※特定認証業務を行う署名検証者が発行したもの ※総務大臣が認定した署名検証者に限らない

④【売主】印鑑登録証明書と押印書面の送付

ハンドブックP42 イラスト④参照
売主から印鑑登録証明書および登録した印鑑を押印した書面を送付して、売主の本人確認をするパターン
STEP.1
売主の対応
  • 印鑑登録証明書および登録した印鑑を押印した書面
  • あわせて古物も送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む
備考

※書面に特に制約はなく、買取や査定の申込書などのほか印影だけが記載された書面でもよい。

⑤【リユースショップ】本人限定受取郵便等を送付

リユースハンドブックP42 イラスト⑤参照
売主に本人限定受取郵便等を送付し、到達を確かめて売主の本人確認をするパターン
STEP.1
リユースショップの対応
  • 本人限定受取郵便等の送付と到達確認
STEP.2
売主の対応
  • 古物の送付
STEP.3
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む

⑥【リユースショップ】本人限定受取郵便などで送金の契約

古物も送付
売主に本人限定受取郵便などで代金を送金する契約を結び本人確認をするパターン
STEP.1
売主の対応
  • 古物の送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 本人限定受取郵便等での代金送金の約束
STEP.3
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む

⑦【売主】住民票の写しなどを送付&【リユースショップ】簡易書留などの送付

ハンドブックP43 イラスト⑦参照
売主から住民票の写しなどを送付してもらい、その記載住所宛に簡易書留などを転送不要扱いで送付し到達を確かめることで本人確認をするパターン
STEP.1
売主の対応
  • 住民票の写しの送付
  • あわせて古物も送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 簡易書留(転送不要扱い)などを送付し、到達を確認
STEP.3
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む
備考

※住民票の写しは市・区町村で発行された原本でありコピーはNG ※住民票の写しは、個人番号(マイナンバー)が記載されていないものを使用する

⑧【売主】住民票の写しなどの送付&【リユースショップ】入金契約

ハンドブックP43 イラスト⑧参照
売主から住民票の写しなどを送付してもらい、そこに記載された本人名義預貯金口座等に代金を入金する契約を結び本人確認するパターン
STEP.1
売主の対応
  • 住民票の写しを送付
  • あわせて古物も送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 本人名義預貯金口座(銀行)への振込みを約束
STEP.3
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む
備考

※住民票の写しは市・区町村で発行された原本でありコピーはNG ※住民票の写しは、個人番号(マイナンバー)が記載されていないものを使用する

⑨【売主】身分証明書などのコピーを送付&【リユースショップ】簡易書留などの送付と入金

ハンドブックP44 イラスト⑨参照
売主から身分証明書・運転免許証・マイナンバーカードなどのコピーを送付してもらい、そこに記載された住所に簡易書留などを転送不要扱いにて送付し到達を確認し、併せて当該コピーに記載された本人名義預貯金口座等に代金を入金するパターン

STEP.1
売主の対応
  • 身分証明書・運転免許証・マイナンバーカードなどのコピー送付
  • あわせて古物も送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 簡易書留(転送不要扱い)などを送付し、到達を確認
  • 本人名義預貯金口座への振り込み
備考
※身分証明書等として認められるもの:身分証明書、運転免許証、マイナンバーカードなど
  • 住所と氏名を確認する必要性から転送不要扱いで簡易書留などを送付し到達を確認し、併せて本人名義口座への入金をしなければならない
  • 身分証明書・運転免許証・マイナンバーカードなどをデジタルカメラで撮影したもの、スキャナーで読み込んだもの、またそれらをプリントアウトしたもので、画像・印刷物の文字・写真がコピーと同等程度に明瞭のものは、身分証明書等として認められる

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マイナンバーカードのコピーを送付するのは怖いですね(汗)

⑩【売主】付与されたID・パスワードの送信:インターネット

ハンドブックP44 イラスト⑩参照
2回目以降の買取(最初の取引で本人確認を行った場合)では、すでに付与したID・パスワードなどを送信してもらうことにより売主を確認するパターン
STEP.1
リユースショップの対応
  • ID・パスワードの付与(1回目の買取時)
STEP.2
売主の対応
  • ID・パスワードの送信
  • 古物の送付
STEP.3
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む

⑪【売主】複数の身分証明書などの送付&【リユースショップ】簡易書留の送付

ハンドブックP45 イラスト⑪参照
売主から身分証明書等や住民票の写し等の異なる本人確認書類のコピー2点または、身分証明書等や住民票の写し等の本人確認書類のコピー1点と公共料金領収書等の送付をしてもらい、そこに記載された住所に簡易書留などを転送不要扱いにて送付し到達を確かめて本人確認するパターン
STEP.1
売主の対応
  • 異なる本人確認書類(身分証明)のコピー2点、または本人確認書類のコピー+公共料金領収書のコピーの送付
  • あわせて古物も送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 簡易書留(転送不要扱い)などを送付し、到達を確認
STEP.3
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む

⑫【売主】身分証明書のICチップ情報送信&【リユースショップ】簡易書留の送付:アプリ

ハンドブックP45 イラスト⑫参照
リユースショップが提供したソフトウェアにより、売主から運転免許証などの身分証明書等を撮影した本人確認用画像の送信をしてもらい、そこに記載された住所に簡易書留などを転送不要扱いにて送付し到達を確かめて本人確認するパターン
STEP.1
売主の対応
  • アプリ等から本人確認書類(運転免許証等)の画像の送信
  • あわせて古物も送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 簡易書留(転送不要扱い)などを送付し、到達を確認
STEP.3
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む
備考
※リユースショップが提供する-ソフトウェアを使用して住所、氏名、年齢(生年月日)や撮影した本人確認書類の厚みなどが分かるように撮影して送信

⑬【売主】身分証明書のICチップ情報送信&【リユースショップ】簡易書留の送付【ソフト】

ハンドブックP46 イラスト⑬参照
売主から運転免許証等の身分証明書等に組み込まれたICチップに記録された情報(住所、氏名及び年齢、又は生年月日)を送信してもらい、そこに記載された住所に簡易書留などを転送不要取扱いにて送付し到達を確かめて本人確認するパターン
STEP.1
売主の対応
  • 身分証明書等(運転免許証等)のICチップに記録された情報を送信 ※ソフトウェアにより送信
  • あわせて古物も送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 簡易書留(転送不要扱い)などを送付し、到達を確認
STEP.3
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む
備考
※リユースショップが提供する-ソフトウェアを使用して住所、氏名、年齢(生年月日)や撮影した本人確認書類の厚みなどが分かるように撮影して送信

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このソフトウエアが何なのかは不明です。ごめんなさい!

⑭【売主】容貌画像と身分証明書(写真付)の画像送信:アプリ

ハンドブックP46 イラスト⑭参照
リユースショップが提供したソフトウェアにより、売主から容貌を撮影した画像と運転免許証などの身分証明書等(写真付)の画像を送信して本人確認するパターン
STEP.1
売主の対応
  • アプリ等から売主の容貌画像と身分証明書等(写真付)の画像の送信
  • あわせて古物も送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む
備考
※リユースショップが提供するソフトウェアを使用して、住所・氏名・年齢(生年月日)や、撮影した本人確認書類の厚みなどが分かるように撮影

⑮【売主】容貌画像と写真付身分証明書のICチップ情報送信:アプリ

ハンドブックP47 イラスト⑮参照
リユースショップが提供したソフトウェアにより、売主から容貌を撮影した画像と運転免許証などの写真付身分証明書などのICチップ情報 (写真を含む) を送信して本人確認するパターン
STEP.1
売主の対応
  • アプリ等から売主の容貌画像と写真付き身分証明書等のICチップ情報(写真含む)の送信
  • あわせて古物も送付
STEP.2
リユースショップの対応
  • 買取の手続きに進む
備考
※リユースショップが提供するソフトウェアにより撮影

到達確認の方法

ここは細かすぎる内容です。上記15種類の身元(本人)確認方法を優先的に覚えましょう。
  • 送付した本人限定受取郵便など(簡易書留なども含む 以下同じ)を古物と同封させて返送
  • 本人限定受取郵便などで送付した受付票などを古物と同封させて返送
  • 本人限定受取郵便などで送付した受付番号などを、買取依頼人に電話や電子メールなどにより連絡させる
  • 本人限定受取郵便などで送付した往復はがきの返信部を送付させる
  • 本人限定受取郵便などで送付した梱包材にて古物も送付させる。(第三者が入手できない自社専用の梱包材や、梱包材に個別の番号を記すなどの措置が必要)
参考:リユースハンドブック第3章

まとめ:リユース検定の試験に出るポイントはここ!

リユースハンドブック【3-6】非対面取引における確認方法から、試験に出るポイントをまとめます。頭の中の引き出しに整理整頓するイメージで覚えるのがコツですw
試験に出るポイントまとめ
  • 非対面取引における確認方法15パターン
リユースハンドブックの第3章は、他の章と比べると内容がかなり濃いです。出題範囲が広く・難易度も高いのですが、できれば全問正解したい科目です。

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次の解説ページに進みましょう!
リユースハンドブック第3章解説ページ 販売実務における注意事項【3−7】リユースショップ営業の実務