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おはようございます!リユース検定応援ボットのmanabotです。今日もよろしくお願いいたします。
今回はリユースハンドブック【3-11】警察からの保管命令や立ち入り調査への対応を解説していきます。 試験に出るポイントはこちら。
- 警察からの保管命令や立ち入り調査への対応
リユース検定は難易度が高くない試験なので、1ヶ月ほど朝・夕に勉強時間が取れれば、働きながらでも合格が可能です。
試験範囲はリユースハンドブック(約90P)の内容がすべてなので、この解説ページをリユースハンドブックと照らし合わせながら読んでみてください。
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それでは始めていきましょ〜
警察からの保管命令や立ち入り調査への対応方法
リユースショップは古物(リユース品)を取り扱うため、警察とのやり取りが欠かせません。
古物の買取・販売において、盗難などの犯罪による不正品の混入防止や被害品の迅速な発見等のために、警察は下記の3点を実施します。
参考:リユースハンドブック第3章
リユースショップは警察と連携して、盗難などの犯罪や不正品の混入防止、被害品の迅速な発見のために尽力する必要があります。
そのための警察の調査がこちら3点です。
- 品触れの発行
- 差止め(保管命令)
- 立入りおよび調査
【1】品触れの対応方法
重要品触れの手配書イメージ画像です!

品触れとは?
品触れとは警察からの手配書のことです。窃盗事件の被害品のイメージや特徴を通知して、リユースショップから情報を集めます。
品触れとは警察からの手配書で、特別重要品触れ、重要品触れ、普通品触れの3種類があります。古物商または古物市場主に対して窃盗事件などの被害品の特徴などを通知し、その有無の確認および届出を求めるものです。
参考:リユースハンドブック第3章
品触れには3種類あります。重要度合いのステータスです。
- 特別重要品触れ
- 重要品触れ
- 普通品触れ
品触れを警察から受取った後の対応
リユースショップは警察から品触れを受け取った後、この3点の対応をしていきます。
- 受取日を記載し、6ヵ月間保存する(スキャナーなどで読込んでの保存もOK)
- 品触れに該当する品物を所持していた場合、直ちに警察官に届出る
- 品触れの保存期間内に該当する古物の買取依頼などを受けた場合、直ちに警察官に届け出る
品触れの例
品触れは、電子メールやファックスなどを利用して発せられることもあります。品触れに該当した品物は警察により押収され、押収品目録などが発行されます。
なお、品触れの保存義務に違反した場合、6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金に処せられます。仮に故意ではなく過失により品触れに該当する古物の届出をしなかった場合などでも、処罰されたり、行政処分の対象になることがあるので十分な注意が必要です。
参考:リユースハンドブック第3章
【2】差止め(保管命令)の対応方法
差止めは、警察からリユースショップへのリユース品(古物)の保管命令のことです。
差止めとは?
差止めの保管命令が来た時のルールです。
差止めとは、盗品などの疑いのある古物を30日以内の期間を定めて保管することを警察本部長などから古物商に命ずるものです。
参考:リユースハンドブック第3章
差止めが命じられると保管命令書という文書が出されますので、それに従い、該当する古物を適正に保管します。
参考:リユースハンドブック第3章
なお、違反した場合、6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金に処せられます。
参考:リユースハンドブック第3章
差止めで覚えておくべきポイントをまとめます。
- 古物を30日以内の期間を定めて保管する
- 警察本部長などから古物商に命ぜられるもの
- 違反したら6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金
【3】立入り・調査の対応方法
言葉どおりです。リユースショップへの立入調査のことです。この立入りおよび調査を拒否したり、妨害したり、忌避するとは罰金となります。
立入りおよび調査は、警察職員がリユースショップなどの店舗や営業所、仮設店舗、古物の保管場所などに立入り、古物や帳簿などを検査し、必要に応じて質問等を行うものです。この立入りおよび調査を拒否したり、妨害したり、忌避してはいけません。
参考:リユースハンドブック第3章
もし拒否・妨害・忌避した場合は、10万円以下の罰金に処せられます。
参考:リユースハンドブック第3章
まとめ:リユース検定の試験に出るポイントはここ!
リユースハンドブック【3-11】警察からの保管命令や立ち入り調査への対応から、試験に出るポイントをまとめます。頭の中の引き出しに整理整頓するイメージで覚えるのがコツですw
- 警察からの保管命令や立ち入り調査への対応
- 【1】品触れの対応方法
- 【2】差止め(保管命令)の対応方法
- 【3】立入り・調査の対応方法
リユースハンドブックの第3章は、他の章と比べると内容がかなり濃いです。出題範囲が広く・難易度も高いのですが、できれば全問正解したい項目です。
manabot

- 【3-0】概要:リユースショップ営業の実務
- 【3-1】買取時に実施しなければならない基本事項
- 【3-2】買取時に発生した書類の扱い
- 【3-3】不正品の取扱
- 【3-4】コピー品・模造品・偽造品の取扱
- 【3-5】インターネットを利用した営業
- 【3-6】非対面取引における確認の方法
- 【3-7】販売実務における注意事項
- 【3-8】下取りについて
- 【3-9】店舗以外での売買
- 【3-10】訪問購入における注意事項
- 【3-11】警察からの保管命令や立ち入り調査への対応
- 【3-12】盗品及び遺失物の回復
- 【3-13】法律上の罰則や処分について